新・三陸自治会館

道化

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気仙(※)︎地方には、婚礼の時に集落全体が「道化(どげ)」となり盛り上げる風習があります。
本来は、花嫁の家から花婿の家までを歩く道中、山賊や人さらいなどから花嫁を護るために地域の人が変装し身代わりになることが目的だったそうです。

道化の基本は、おちゃらけた仮装。
イケてない花婿や花嫁、赤ちゃんの人形を背負って頰っかむり、ひょっとこのお面やド派手な七福神などなど、思い思いに変装して踊り練り歩きます。そんな道化の文化をみなさんにぜひ知ってほしいですね。

婚礼の簡素化や演者の高齢化により、近年では催す機会が少なくなっていますが、地域ならではのこの風習が途絶えることがないように、今こそ引き継いで盛り上げていかなければ!

今回道化を演じてくれた人たちの中には、ヒップホップを得意とするダンスチームが参加しています。もちろん道化初挑戦!一体どんな役なのかと不安そうな顔で集合場所に現れた彼らでしたが、いざ衣装選びやメイクが始まると、大盛り上がりで道化へと変身していきました。見事な道化ぶりをお見逃しなく!

さいとう製菓さんが道化についての記事を、自社サイトに掲載しています。
分かりやすく説明されていますので読んでみてくださいね!

(※)︎ 気仙とは、アイヌ語で“南端にある静かな入り江”といった意味があるそうです。大船渡市・陸前高田市・住田町・釜石市・宮城県気仙沼市を一般に気仙地方といいます。

おおふなトン

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大船渡市民の復興への願いが椿の花に宿り、その木から生まれた妖精。「銀河連邦サンリクオオフナト共和国PRキャラクター」として、大船渡市の魅力と元気を全国に届けるという大切な役目を担っています。
頭には1年中大きな椿の花が咲いていて、丁寧にお辞儀をしてみんなに見せてくれるのです。大きい鼻は美味しいサンマの焼ける匂いを嗅ぎ分けるためにあるのですが、ブタと間違えられてしまうことも…。
ちなみに本人に「ブタなの?」と聞くと「ぼくはブタじゃないトン!」と怒ってしまうのでご注意を。ふかふかのお腹には、大船渡港に揚がる幻の「黄金のサンマ」の模様があり、触れた人には小さな幸せが訪れるといわれています。

出身地:大船渡市内のとある椿の木
性別:男の子らしい(初代「つばきムスコ」)
年齢:不明
血液型:O型
特徴:癒し系で腰が低い。よく転ぶ。そして起き上がる
好きなもの:大船渡で獲れた海産物、さんまラーメン
花言葉:気取らない魅力

権現さま

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岩手県は伝統芸能の宝庫といわれており、大船渡市にも多く芸能団体が存在します。鹿踊、剣舞、虎舞、七福神などその種類はさまざまで、中でも権現(ごんげん)さま(獅子舞)は、ほとんどの地区で伝承されており、最も身近な庶民の芸能といえます。

お正月の朝は、遠くから聞こえるお囃子がだんだんと近づいてきます。悪魔払いや家内安全を祈祷するため、権現さまが地域の家々を回るのです。祭りの時期になれば子どもから大人まで、公民館に集まりその練習に励みます。地域によって顔や踊りやお囃子がちょっとずつ異なるのも、権現さまのおもしろいところです。そんな権現さまを子どもたちは「ガガニコ」(※) って呼んだりもしますね。

権現さまのお囃子が響く町の風景は、大船渡の冬の風物詩です。

(※) 「ガガニコ」:かあさんニコニコだと幸せだねという意味など諸説あり。

大船渡市郷土芸能教会の獅子舞・権現舞の説明ページ